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どうも、ヨメちゃんです!
先日放送されたNHKのハートネットTV”会えるはずなかった私の子どもへ”を見ました。
パートナーとして思ったこと、感じたことをまとめてみましたが
あくまで一個人の意見として受け取っていただけると幸いです・・・!!

驚き、希望、戸惑い、悩み・・・


視聴された方も多いと思いますが、番組の大まかな内容は以下に引用いたします。
昨年末には、ケンブリッジ大学の研究チームが、今年7月には、京都大学のチームが、相次いで、iPS細胞から、精子や卵子のもとになる細胞を作る事に成功しました。男性の皮膚から卵子、女性の皮膚から精子を作れるような未来が、にわかに現実味を帯び始めているのです。
議論する事すら憚られそうなこの話題に着目したのが、マサチューセッツ工科大学所属のアーティスト、長谷川愛とスプツニ子!。牧村さん達の遺伝子を解析し、ふたりの間に出来るかも知れない、子供の容姿や性格をシミュレーション、アート作品にすることになりました。

引用元:ブレイクスルー File.39 会えるはずなかった 私の子どもへ



同性カップルや、私たちのようなFtMのカップルの方たち(もちろんそれに限らずセクマイカップルさん含め)には大変興味深い内容だったと思います。
愛する人との遺伝子を残せるかもしれない・・・そんな小さな希望を私も感じました。
ですが、同性婚がまだまだ認知されていない日本で、『命を作る』という行為が許されるのだろうか
という考えがまず浮かびました。不妊治療やAIDとはまた異なりますので・・・。

もちろん、2人の間に、2人の遺伝子を受け継いだ子どもが産める可能性がある、ということは
単純にうれしく思います。今までリアルに考えたことがありませんでしたが、この放送を見て
あながちデータ上だけのことではないんだなぁと医療技術の進歩に驚かされました。

もし近い将来、iPS細胞を使ってダンナちゃんとの子どもを産むことが出来たとしたら・・・
それはその時になってみないと正直分かりません。
今は産む・産めないの前に、まだ私自身子どもを望んでいないので。
人道的なこと以外にも、もちろん保険適用外だと思うので、金銭的なことも負担になると思います。

ただ、出来上がった写真集を見て涙を流している牧村さんの気持ちは少しだけ理解できたかもしれません。
それと同時に、この試みに参加したのはとても勇気がいることだったのではないかと思いました。
「手の届かない星を見せられているようなもの」という表現がありましたが、まさにそうだな、と。
最新のCG技術を駆使して作られた写真集は、とてもリアルで、そのリアルさがまた切なく感じました。

きっとこの行為は、世間で問題視される内容なのは確実です。
ですが、愛する人との子どもを産みたいと思うことは、他の方と同じ感情です。
そう願うことすら許されないのであれば、それはとても悲しいことだと思います。

最後まで色々考えさせられる番組でした・・・!!

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!