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どうも、ヨメちゃんです!
ココが亡くなって1週間以上経ちましたが、ふと思い出しては泣く日々です(;ω;)
うぅ~さみしいよ悲しいよ~でも泣いてばっかじゃダメだぁ~(;ω;)!!
やるべきことはたくさんある!ってことで今日も張り切ってブログ更新しますよよよ!!!

大事なのは特別視しないこと


ダンナちゃんが入院したのは、日ごろから通っていた近くの総合病院でした。
カルテも全ての診療科で共通なので、GIDであるということにとても理解を示してくれています。
病院にかかるとなると必ず保険証が必要になり、性別のことが気がかりで病院に行くのが億劫な方もいらっしゃると思います。しかし、本当にいつ何があるか分かりませんから、いざという時のためにかかりつけ医(できれば総合病院)は見つけておくことをおススメします!
病院によってさまざまだとは思いますが、大きな病院のスタッフの方は比較的イレギュラーにも柔軟に対応してくれると感じました(あくまでも個人的にですが)
特に今回は即日入院という初めての経験でしたので、手続き等スムーズに行えたのは間違いなくスタッフの方たちのお蔭です・・・!ありがとうございましたー!!届けこの想い!!

痛みで動けないダンナちゃんの代わりに、入院に必要な書類は私が確認&サインをしていました。本人ではないので「続柄」を記入しないといけなかったのですが、これがいつもの悩みどころ( ´・ω・)
性別はまだ変わってないから、ここはやっぱり『同居人』て書いた方がいいんかなぁ・・・と迷いましたが、一応看護師さんに確認。
すると、あっさ~り「婚約者でいいと思うよー?」との返答が!へぇぇえええいいのぉぉおおお???/(^o^)\
あまりにもサラッと言われたので、聞いておいてすごく恥ずかしくなってしまいました・・・(笑)
人生で初めて『婚約者』という文字を書きましたが、素直にうれしかったです(〃ω〃)

話が少し脱線しますが、最近ちょくちょく耳にするようになった『アライ』という言葉。
LGBTフレンドリーの方を指す言葉らしいですが、セクマイ界隈に疎い私は「また新しい横文字が・・・!!」と困惑しました(笑)
セクシャルマイノリティーに対して理解を示してくれることは、大変良い流れだと思います。
ですが、わざわざ「私はアライです!あなたのこと差別しませんよ!」とアピールされても「え?」と思うのは私だけでしょうか?( ;^ω^)
例えば私の場合、ダンナちゃんがFtMだということは親しい友人にしか話していません。職場の人や、それ以外の人には、話す必要性がないからです。その人たちの中でもし「私はLGBTに理解がある」と言う人がいても、わざわざ自分からパートナーが当事者だとは話しません。だって誰に認められようが拒絶されようが、私たちは自分たちの生活を送っているし、ヘテロの方たちと何ら変わりない日常を過ごしている。
たまに「FtMの方と付き合うなんて、すごいですね」「大変ですね」と言われることもありますが、当の本人は全然苦にしてないです(笑)
そりゃもちろん性別のことでダンナちゃんが苦しんだのは事実ですし、男の身体で生まれていればかからなかった手術費など考えれば苦労はたくさんありますが、だからといって「可哀想!」とか同情心や同調してほしいとかは全く思いません。

大事なのは、特別視しないで他の方と同じように接してくれることじゃないかな、と思います。
入院初日に対応してくれた看護師さんも、ダンナちゃんの性別のことを知りながら私のことを婚約者として接してくれました。極々普通に。もちろん、他のスタッフの方も。

その人がアライかどうかは関係なしに、自分が「この人には話したい」と思えば話すし、もしそれで拒絶されても「あーこの人はアカンかったか~!」となるだけです(´ω`)

自分自身こうしてGIDをテーマにブログを書いていて、少しでも認知が広がればと更新を続けています。
でも、「何でもかんでも認めて!」というスタンスではなく、こういう人たちも世の中にはいるんだよ~あなたたちと同じように生活して同じ人間なんだよ~というのが伝わればいいかな、くらいでやってます( *・ω・)ノ
全員が全員LGBTフレンドリーになるのは難しいですからね・・・そう思うと、全面的に受け入れてくれた友人たちには感謝ですね(笑)

セクマイの存在をないものにする風潮から、「そういう人たちもいるんだね」ぐらいに思ってもらえる世の中になればいいなと願っております。