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どうも、ヨメちゃんです!
今回はちょっぴり重いお話です。
GIDのパートナーという立場において、思いやけじめなどをまとめました。
同じ境遇の方に、あなただけじゃないよ!というのを伝えたくて。

GIDのパートナーとしての道を選んだのは自分自身


以前ブログ内で触れたかもしれませんが、私は自分の身内にダンナちゃんが
FtMだという事は話していません。今のところ、カミングアウトする予定もありません。
幸い、ダンナちゃんは見た目は完全に男なので、何も疑いもなく男性として認識されています。
それもあって『わざわざ波風立てるようなことせん方がいいかなぁ・・・』とか
もし言うなら、籍を入れた後に『実は・・・』の方がいいのかなぁ、など未だに悩んでいます。

よく読者さんに『お2人はトントン拍子に幸せになって羨ましい』や
『たむさんみたいにポジティブになりたい』などのお言葉をいただくんですが
私たちも人並みに悩んでいろいろなことを乗り越えて来ましたし、
まだまだ乗り越えなくちゃいけない壁はたくさんあるんですよ!
能天気な私でも、悩むことだってあるし、人に相談したくなる時だってあります(´∇`)

なれそめのお話の時も書きましたが、元々私は子どもを欲しいと思ったことがありませんでした。
(むしろ苦手な方なので・・・)甥っ子や友だちの子どもは可愛いと思えるんですけどね( ;^ω^)
そのことは前々から家族に話していたので、『はよ子ども作れ!』って言われるのも
もう慣れてるっちゃ慣れてるんですよね。それこそ20前半から言われてるし。
早めに産んでおかないと後が大変、というのも分かるし(体力的にも将来の金銭面でも)
私のことを思って言ってくれているんだとは思うんですが、いかんせん・・・当の本人がね・・・(笑)

とにかく、口すっぱく言ってくる家族には
『籍を入れるタイミングは自分達で決めてる』
『子どもは授かりモノだし、自分はまだ欲しいと思わない』
の2点で言いくるめてます。私が頑固なのを知っているので、それ以上は言ってきません(笑)

ふと、こんな自分だからダンナちゃんと出会ったのかな?と思うときがあります。
普通に結婚して、普通に子ども産んで、子育てと仕事を両立して・・・世間で言う
幸せな家庭をどこかで望んでいなかった自分。知らなかったのもあるかもしれない。

ダンナちゃんは、自分と一緒になる=子どものことは諦めさせてしまう
という罪悪感が多少はあったようです。
でも、私はむしろそれで踏ん切りがついたのかもしれません。
作らなきゃ!早く産まなきゃ!孫(ひ孫)の顔見せてあげなきゃ!という
変なプレッシャーから開放された感じでした。
なので、子どもができないということが、私にとっては
一緒にならない理由にはならなかったんです。
※今はAIDという選択もありますが、今のところ私たちは考えていません。

そのことでダンナちゃんには負い目を感じてほしくないし
焦らず自分のペースで治療を進めていってほしいと思います(o'ω'o)

『子どもができないなら、できないなりに2人で支え合って楽しく生きて行こう!
どんな時も、どんなことがあっても、2人一緒なら大丈夫。
今までいっぱい苦労もあって悲しいこともあったと思うけど
うちと一緒なら、ずっと笑顔で笑って過ごせるよ!』

ダンナちゃんと一緒になる、と決めた時に言った言葉です。
今思うとプロポーズみたいですね(笑)お恥ずかしい・・・(〃ω〃)

FtMのパートナーという道を選んだ訳ですが、不安が全くない訳ではありません。
健康面のことはもちろん、将来を見据えて蓄えも必要になってきます。
それでも今はとても幸せを感じるし、老後もダンナちゃんとなら楽しみに感じられます!
後悔はありません。自分で決めた道ですしね(´∀`)

なので、同じ境遇の方々!みんなそれぞれ悩みをかかえて生きてるんですよ!!
私ももしかしたら今後子どもが欲しくなるかもしれないし!あくまで仮の話ですが!!
まぁ、その時はその時で考える。何とかなる精神!!

ではでは、長くなってしまったのでこの辺で。
いつも最後まで読んでくださりありがとうございます(〃ω〃)