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先日Twitterでもご報告させていただきましたが、3月28日朝6時45分、ココが永眠いたしました。
Twitterをやられていない読者様もいらっしゃるので、改めてブログでご報告させていただきます。

ここ2ヶ月くらいは痛みでしんどそうな表情が多かったココですが、逝ったあとの顔は本当に穏やかで、日向ぼっこしながら寝ている時のようでした。

お疲れさま、ゆっくり休んでね。


享年16歳。病を患ってからは痛みなどで苦しみましたが、最期は楽に逝けたのがせめてもの救いです。

介護生活中のことなど、ダンナちゃんが詳しく書いてくれました。
(ダンナちゃんの雑記箱:【犬のこと】最愛のチワワ ココの死

正直、まだココがいた生活のクセが抜けません。
『これココちゃん食べてくれるかなー?』と食材を吟味したり
寝ているのを起こさないように玄関のドアをそっと開けたり
ふとした時にココの存在を思い出してはうるっとしてしまいます。

亡くなる2日前からは(恐らく)尿毒症で脳の神経を蝕まれたのかずっと吠え続けていました。
吠え続ける体力も残っていないだろうに・・・抱っこしてなだめてやることしかできず。
もう、いっそラクにしてやった方がいいのでは、と何回も同じことを頭で繰り返しました。
でもギリギリまでその決断を出すことができませんでした。
それをココは分かっていたのです。
かかりつけ病院の院長先生の『自分のことよりもお二人のことが心配で逝けないんですよ、きっと』という言葉。
これを聞いて、自分の中でスッと心が落ち着いた感覚がありました。

こんな状態でも、残される私たちのことを心配をしているんだ。
この子が安心して逝けるようにしてやるのが今すべきこと。

ようやく決心がついたのは亡くなる前日の夜。
そして、翌朝、ココは息を引き取りました。
安楽死という選択を私たちにさせないようになのか、自分で逝きました。
月一回のダンナちゃんの有給の日で、2人で看取ることができ、最期まで優しい子だったなぁ、と。
悲しみよりも、やっとラクになれたね、という安堵の気持ちが強かったです。

亡くなった日の午後には火葬をし、こんなかわいらしいお骨入れに収まってしまいました。
骨の一つ一つ全てが愛おしく、年齢の割にしっかり残っていて驚きました(頭蓋骨は崩れずそのままで!)
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控えめで健気なココにぴったりの柄で、迷わずこれを選びました。

お世話になったかかりつけの病院からは、こんなステキなお花を頂きました。
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驚いたのはその配色。私たちが火葬の際ココのために選んだお花の配色とそっくりで。
まさにココそのもので見た瞬間涙が溢れました。今でも大事に飾ってあります。
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急きょ用意したお仏壇。先住犬のミルちゃん、若くして亡くなったココの息子のチャチャも一緒に。
その上には今までのココとの思い出の写真を飾ってあります。
いっぱいあって選ぶのに苦労しましたが、楽しかった思い出が蘇り、少しだけ寂しさが和らいだり・・・。
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Twitterやブログのメッセージなどで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
初めての介護であたふたしてばかりでしたが、暖かいお言葉がとても励みになりました。
ココのことを知るダンナちゃんの知人、身内の方々も泣いて悲しんでくれました。
たくさんの人に愛されていた子なんだなぁ、としみじみ感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

いつまでもメソメソしてたらまたココちゃんに心配かけさせてしまいますので
残されたダンナちゃんと手を取り合って、がんばっていきたいと思います!
ピーさんも、お留守番がひとりぼっちになって退屈そう。時折ココを捜す仕草も・・・。
最近はココにかかりっきりだったので、しばらくは思う存分甘えさせたいと思います。

停滞気味のブログ更新も、徐々に元に戻していく予定です。
ダンナちゃんの入院生活ネタもまだ続きがありますし!
今後ともよろしくお願いいたします。




ココちゃん

もっといっぱい抱っこすればよかったなぁ
もっと、ココちゃんとの時間作ればよかったなぁ
介護なんて、思い返せば全然苦じゃなかったよ
本当は甘えたかったのに、他の子に気を遣ってガマンばかりしてたね
この数か月間は甘えん坊でわがままなところも出てきてかわいかったなぁ

点滴もやっと慣れてきたのに、やり方忘れちゃうよ
注射も座薬もイヤやったね、ごめんね
小さい体でよくがんばったね、ココはすごいよ
最期の夜、絶対食べなかったカリカリをがっついて食べたのはうちらを安心させたかったんだよね
ココが食べると『やったー!』って喜んで笑顔になってたから、無理してでも食べたんだよね

最期まで、本当に優しい子やったね。今までいっぱいの愛をありがとう。
たくさん、たくさん癒してくれてありがとう。最期看取らせてくれてありがとう。
少ししか恩返しできんかったね。ココちゃんと一緒に過ごせて幸せやったよ。楽しい思い出ばっかりよ。
ダンナちゃんのことこれまで以上に大切にするから、見守っててください。

うちらが逝くまで、虹の橋で待っててね。必ず、また会おうね。ずっとずっと、大好きだよ。