先日、ある方からこのようなコメントをいただきました。


幸せそうなお話の中で耳が痛いかもしれませんが、「結婚するためには戸籍を変える必要がある」⇒「戸籍を変えるには内摘が必要」という考えで内摘をするのは反対です。
自分の体に女性器が入っていることが嫌だという理由ならばいいと思うのですが、内摘をするとホルモン療法以上の負担が体にはかかります。
まず自分の体でホルモンが作れなくなってしまうので内摘をした時点で一生ホルモンを打ち続けなければならなくなります。加えて最近ホルモンを作っている工場が爆発し、ホルモンの入荷が不安定になりましたが、このような事故やホルモンが打てなくなってしまうリスク、うててもうつ間隔をあけなければならない状態に陥ってしまうリスクは将来あります。
そのとき内摘をしていると副作用も重くなり、体への負担もホルモン療法のみの時よりも重くなります。



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以下の文章はダンナちゃん本人からです。
当事者ではない私から説明するよりも、より伝わりやすいと思い
コメントしてもらいました。
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書き込み、1種のご意見として拝読いたしました。

まずこの場は医学論文でもなくGID考察ブログでもなければGIDに対する意見を述べるブログではなく、初めの注意書きにも記しておりますように私のようなGID当事者をパートナーにもつ一般女性からみたいわば「娯楽的コミック」であります。
だからといっておふざけでもなく、茶化すでもなく、同じ様に悩む当事者また家族、またパートナーの方にあまり深刻に考えずたまには笑って前に進もうよという趣旨で開設したブログサイトです。

漫画という特性上、すべてを忠実に表現する事は容易ではありません。
今回このコメント文面のみではいまいち目的を理解しがたいがおそらくは安易な内摘、及び他の治療に対する警鐘という意味合いでしょうか？そのような解釈に従い私自身個人的見解でもって返信させていただきます。

ご指摘内容に関しては、この情報過多な時代、GIDにかかわる人々のほとんどが既知の内容でございます。
まれにそれらを詳しく知らずしてまだ若齢のうちに自己判断で突き進むGID(の疑いも含む)方などもおられ、それはそれで心配な世の中ではありますが、それは吉と出ても凶と出ても人それぞれこの先の人生、自分で負っていくもの。
ゆえに他人が考えを押し付けたり強制したり、はたまた制止したりすべきものではありません。ましてや他人。家族、各分野の専門家でないものが求められてもいないのに他人に意見を押しつけても意味のない事です。

本来であればきちんと定められた順序に則って診断、治療と進むのが好ましいのでしょうが、100人が100人そのようにできる訳ではないでしょう。
本来のガイドラインというものも実際はどうなんだろう、と思う部分もあるでしょう。

現在の国のガイドラインは道徳的、建前的要素が大部分を占めている様に思えます。

遠い昔に算数で学んだ場合の数、確立のように

GIDも十人十色
見た目だけで満足な人
身体だけで満足な人
戸籍も名前もすべて変えたい人
その組み合わせは無限

身体を変えたい理由
それも人それぞれで構わないのでは？

身体に違和感があってここまで来ている
そんなことは基本の「き」
それはそれは平坦ではない道のりでありました

大切な人と入籍するために前進する(戸籍を変えたいを思うこと）それの何を責められましょうか
動機としてなにが不純でしょうか
副作用が時に重篤な健康被害を及ぼすことは重々承知。
現在も副作用と闘い専門的治療を行っています。

胸部手術も改名も済んだ
社会的にも男性で生活している
さて次に望むものは？？？

そんなもの人それぞれです。
副作用云々についても私は医療機関勤務　資格保有の医療従事者ですので生理学的見地および解剖学的見地から専門的に、筋肉の発達からホルモンの作用機序すべて学びました。現在も勉強の只中であります。

10代、20代の若さはありません
社会的にもじゅうぶんな「イイトシ」ですし
みな当然それぞれ悩んでいます。

アドバイスが欲しいならこの時代、手元のスマホ、インターネット、書籍、人のつながりなどで皆さん情報収集をするでしょう　
恐らく、このコメントを下さった方以外にもこのような意見を抱いた方もおられると思います。

失礼を重々承知でコメントを引用させていただきました。
この記事を目にした方々に少しでもご理解いただければと思います。
以上！！！



どうも、ヨメちゃんです。
まだ始めたばかりのブログで、至らぬところは多々あると思います。
漫画だと省略される部分が多く全ては表現しきれません。
今すぐ、とはいかないものの、これからたくさんのことを漫画で表現して行こうと考えております。

考え方、やり方は人それぞれ。
正解は一つではありません。

ただ、私たちが判断したことは、決して浅はかな気持ちで決断したのではないということをご理解願います。
これからも皆様を笑顔にできるような漫画をお届けしていく所存でございます！！
どうぞ、よろしくお願いいたします。